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この記事では、
- 100円の絵の具の性能が知りたい
- お高いブランド絵の具との違い
- 100均絵の具の良いところ悪いところは?
と言った不安や疑問を約20年の絵描きが解決します。
実際に100円の絵の具は使えるのか?を検証していきます!^^
では行ってみましょう〜!
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この記事の内容
100均絵の具は実際に使えるの?
![油絵](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2019/03/image-35.png)
結論から言うと、使えます。
受験やコンテストならブランド物の絵の具がおすすめですが、趣味やちょっと使ってみたい!といった用途でしたら問題ないです。
では100円の絵の具と私がいつも使ってる1本200〜500円の絵の具の違いを設定的に解説しますね!
100均ダイソーの水彩絵の具
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_3313-1024x768.jpg)
今回はダイソーで売っていた12色100円の水彩絵の具で描いていこうと思います。
12色も入って100円とは驚きですね!
塗り比べるいつもの絵の具紹介
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/5531A290-53DC-48B3-BABB-F164DAA94E6C-1024x672.jpg)
100円の絵の具と塗り比べるのはいつも使っている水彩絵の具。
100円と同じように12色だけを使用していこうと思います。
ブランドは
ウィンザー&ニュートンホルベインなどです。
1本100円〜500円、セットだと2,000円ほどあれば12色は揃います。
美しい発色と滑らかさ、深い色が特徴的です。
100均絵の具と実際に塗り比べてみた
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/image-2-1024x682.png)
では実際に比べながら塗っていきます。
左がいつもの水彩絵の具で、右がダイソーです。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-15-16.04.05-1024x431.png)
まず、下塗り段階では大きな差は感じられませんでした。
100円の水彩絵の具の発色が良すぎて、パッと見どちらが100円か分からないほど。
色の滲み具合も伸びも滑らかさもあまり気になりませんでしたね。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-15-16.12.14-1024x429.png)
色の比較がしやすいよう翼は虹色のグラデーションにします。
ここでもあまり問題はなかったのですが、胴体部分を見ても分かるように100円の方は少し不透明感がありましたね。
かと言って、100円は塗りにくい!使えない!というほどではないです。塗り心地はよかったですね。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_3414-1024x674.jpg)
100均絵の具で塗った感想
まず一番の感想はこれで100円!?という驚きでした。
1本ではなく12本入りで100円なのはかなりコスパいいと思います。
はじめに塗った時、いつも使っている水彩絵の具とたいして差がなかったので、「あれ?いつも使ってるのは何だったんだ…?」と思うほど。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/6F842A17-A88F-4A49-8EE7-138D1C76F35D-1024x546.jpg)
試し塗りしてももちろん色の伸びや乾き具合など差はあれど、100円だからと言って大きな差は感じられません。
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ただ、気になったところといえば、色も12色入りで嬉しいのですが、少し白みがかった色が多いところ。
不透明感があるので、色を混ぜたりグラデーションなどにすると少し濁ったように見えてしまうのが難点かと思いましたね。
100均絵の具の悪い所
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/image-1-1024x683.png)
私が感じた悪いところをまとめると、
- 少し不透明感がある(濁って見える)
- グラデーションが難しい
- 絵具を混ぜるとダマになる
という部分がありました。
水をたっぷり混ぜてあげると透明感は保てるのですが、元の色が少し白を混ぜたような色なので水彩絵の具特有の透明感はやはりブランドものよりは劣ると思いましたね。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/FD6781CE-59E7-4065-B352-076A15CAF189-1024x768.jpg)
![タカ先生](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/絵の具鷹-300x300.png)
100円でも文句なしに綺麗ですが、ブランド絵の具と比べるとやはり劣るよってところですね。
100均絵の具の良い所
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/image-3-1024x722.png)
いいところをまとめると、
- この量で100円はコスパ最強
- 発色がいい
- 水たっぷりだとブランド絵の具と差は分からない
というところですね。
![タカ先生](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/絵の具鷹-300x300.png)
もっと筆になじまなかったり紙に染み込まなかったりするかと思っていましたが、全くそんなことはなく。
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-15-16.45.23-1024x443.png)
塗る前はかなり不安な気持ちがありましたがそんな心配は要りませんでした。
これだけ色が入っていると混ぜてもっとたくさんの色を生み出せますしね。
おすすめ水彩絵の具
![](https://harubloo.com/wp-content/uploads/2020/01/5531A290-53DC-48B3-BABB-F164DAA94E6C-1024x672.jpg)
私がいつも使っていておすすめなのはホルベインですね。
圧倒的な透明感と発色でとても美しいです。
いきなり水彩画は難易度が高い…という人は持ち慣れている水彩色鉛筆でもいいですね。
水彩色鉛筆はこちらで解説しています^^
いかがでしたか?
では今回はここまでで。