今回はデッサン瓶のお話です。
瓶のデッサン方法はこちらで解説しています。↓
では今回はその瓶の中でも顔になる部分、ラベルのお話です。
ですので、
- 瓶のラベルってどこまで描けばいいの?
- いつも最後に描いているから時間が間に合わない!
- 細かすぎて描く気がなくなる…。
- ラベルが瓶に貼ってあるように見えない。
など一つでも当てはまる方必見です。
ではいってみましょう〜
ラベルを描いてみよう
まずはラベルを瓶に巻かれているのがわかるように描写していきます。
この時、円柱の基礎講座でもお話したように、カーブの深さは下に行くほど深くなります。
ですのでラベルの上の線の方が浅く、下の方が深くなることを意識しましょう。
もしこの深さを無視すると、ちゃんと巻かれている感がなくなってしまい、不自然なデッサンになってしまいます…!
たとえラベルの形が四角くなくてもこれは意識しましょう。
他には置き方として、真正面ではなく、左右どちらかに振ってあげた方がいいです。
斜めを向かすということですね。
これはなぜかというと真正面よりも少し横に向けた方が表情の違いが出るので立体感が出しやすいんです。
立方体のものでも描くときは横に向かしてあげた方が3面が見えて立体的に描きやすいですよね。
瓶もそれと同じです。
文字の乗せ方は?
よっしゃラベル描けたゾ!
では次はそのラベルに書いてある文字などのデザインを描写していきます。
大切なのは文字もこの円柱のカーブの深さを守るということです。
なんども言いますが、これは本当に大事なので円柱のものが出てきたら気をつけましょう。
どこまで描けばいい?
デッサンとは時間の勝負です。
ラベルがあるものはついつい後回しになってしまいます。
ではどこまで最低限描き込めばいいのか。
答えは、
その瓶がどこのメーカーかわかるまで描き込みましょう。
ワイン瓶の話は置いといて缶ビールやペットボトルの種類がある程度わかる部分まで描きましょう。
ではワイン瓶の場合はどこまで描けばいいのか。
答えは、
一番大きな文字と一番大きな絵まで描きましょう。
例えばこのラベルたちなら赤丸の中だけ最低限描写すると問題ないです。
ただ最低限なので試験などで時間があればもっと描き込んだ方がいいですね^^
以上が瓶ラベルの描き方でした!