こんちわ、はるです。
鉛筆デッサン。上手くなりたいですよね。
でも1枚に数時間かけて何枚も何十枚も描くのは根性がいる…。
もちろんデッサンの上達は枚数を重ねて大量に描くことが第一ですが、少しでも枚数を減らして早く上達させるコツもあります。
私はこのコツを徹底しておこなっていたので、芸大のデッサンなどの実技試験で、私の数倍の枚数を描いてきている浪人生を超えて現役1位になりました。
ここではそんなわたしがおこなった本当は教えたくないデッサン上達の早道のコツ3つをお話しします。
この記事を読み終える頃にはあなたもデッサンの上達が驚くほどはやくなっていることでしょう。
では行ってみましょう〜
この記事の内容
〜【デッサンを描かずに上達させるコツ1】〜日頃から位置関係を見比べる
日常の見方を変えましょう。
デッサンは描写力よりも観察力が重要です。
例えばこの2枚の立方体の絵。
Aの方は線も綺麗ですし、影もしっかり描写されています。
しかし観察力が乏しい為、パースや側面の位置関係が狂ってます。
Bの方は線はブレていて影も描かれていませんが、観察力があるので大まかな形や立体感が伝わってきます。
まずは大きく観る力を養うことが大切だと思います( ´~`)
すると自然に「あ、ここはもうちょっと色薄いな」とか、描く力もついてくるものです(´-`).。oOと私は思います( ー̀дー́ )و ! pic.twitter.com/NJiPrP0xuz
— はる🦅芸術ブログ【Haru@LIFE】 (@Taka810S) 2016年5月26日
画力や描写力は後から付いてきます。ですのでとりあえず初めに、日頃から見る力をつけていきます。
どうやって身に付けるか。
それは日常の光景の中で物事の位置関係を考えることです。
授業中・仕事中・通勤時・通学時・帰宅途中…などいつでもいいので見て考えてみてください。
■コップの一番高いところは鉛筆立ての角辺りにあるな…。
■さらに鉛筆の一番高いところはMacBookの一番高いところから5センチほど下かなあ。
■サングラスの接地面はスマホの角辺りにある…。
風景画も同じです。
■看板は反対側の看板の角と同じくらいの位置かな
■手前のテーブルの角は植木鉢の接地面辺りか。
一点モチーフの場合は紙の外枠と比べます。
■一番手前の角は紙の下から約5センチほどのところだな。
■一番右と左の角は1センチほどしか離れてないのか…。
■一番奥の(上の)角は一番下の角と同じくらい離れているのか。
などなど…。
これを常日頃からくせづけておくと、デッサン課題の際にも反映させることができます。
なんかモチーフが台に乗ってない…浮いて見える…という人はここの位置関係の観察力が弱い可能性がありますので、日頃から身の回りのものの位置関係を考えてみましょう。
描かなくても大丈夫!とりあえずは観察力をつける為に日常のものの位置関係を見て考えてみよう。
〜【デッサンを描かずに上達させるコツ2】〜日頃から大きさ比較をする
ペットボトル。メーカーごとに大きさの順番を言えますか?
もちろん全てのモチーフの大きさを完全に覚える必要はないのですが、モチーフごとの大きさが日頃から把握していると、いざデッサンを描いた時に「あれ?このモチーフはここまで大きくなかったはず!」と間違いに気づくことができます。
このアイロンってペットボトルよりこんなに大きかったっけ…?など自分の作品の間違いに気づけることはとても大切です。
初めのうちは自分で気づくことはできないので。
その為にも日頃から物を観察することを心がけましょう^^
〜【デッサンを描かずに上達させるコツ3】〜日頃から色の違いを見る
色の違い?
これは同じ物でも距離や光の当たり方によって色合いや明るさが変わってくる。ということを日常から考えるだけです。
例えば会議やミーティング。
実は同じパソコンでも距離や光によって色が全く変わってくるんですよね。
(会議は話がついていける程度ちゃんと聞きながら、色について考えましょうね。)
瓶一本にしても底はかなり暗いです、本体も色はついています。透明だからといって白ではないんですね。
デッサンではもちろん白黒なので色自体は塗りませんが、
暗い・明るいといった要素はかなり大事になってくるので日頃から意識しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
対象物を正確に移し描くデッサンではいくら細かい絵が上手くても全体の形やパースが取れていないと得点には繋がってきません。
まずは観察力です。
私は登校時のバスの中から電柱や建物の位置関係をずっと見ていました。他には授業中なども目の前にペンと消しゴムを置いて、「消しゴムの角はペンのどの辺りに来るのだろう…」と位置関係を考えていました。(授業も聞いていましたよ!)
これはデッサンに必ず活かされてきますのでぜひ試してみてください^^
いかがでしたか?
では今回はここまでで。何か質問等あれば、下記に記載してますライン@やツイッターでお答えいたしますよ^^
けれど文章を最後まで読むのはしんどい…という方にはブログ音読・解説動画をアップしてます。