【画塾の選び方】予備校・絵画教室との違いは?選び方のポイント5つを徹底解説【歴10年】




タカ先生
タカ先生
こんちわ、芸術系YouTuberはるです。絵画販売もしてます!↓
[showshopmenu]

この記事を見てくれている人は、

「画塾ってどう選べばいいの?」

「一年行くならいくらかかる?」

「独学で絵が上手くなるのはやっぱ限界ある?」

という人が多いかと思います。

 

結論を先に言うと画塾は安くありません。もちろん場所や内容によりますが、平均で1年20〜70万円は考えておきましょう。

他にも独学で絵の上達はもちろん可能です。

 

ですが目指すレベルによっては通っていないと厳しい場合もあるので、この記事では以下の点をより詳しく解説します。

 

この記事のポイント
  • 画塾・絵画教室・美術予備校の違い
  • 塾の選び方のポイント5つ
  • 画塾の授業料について
  • 独学で絵が上手くなる方法

 

タカ先生
タカ先生
画塾ではどんなことするの?と言う点も解説します!!

これらは画塾の無料体験などでわかることが多いので、資料請求の他に体験も行なっていれば、必ず足を運びましょう!

また、私のYouTubeチャンネルでも絵の上達法を発信しているので、本気でうまくなりたい人は是非のぞいてみて下さい。

 

そもそも画塾とは?絵画教室との違いは?

study

画塾は一言で言うと絵の塾です。

 

絵画教室との違いは、画塾の方が美大受験対策をしていると言う点ですね。絵画教室は大きな目的なく絵を教わる場所が多いです。

ですがここの線引きは明確ではないので、絵画教室でも受験対策している場所ももちろんあります。

 

他に美術予備校と言われる場所は、学校法人で運営しているところが多く、特定の美大入試対策に特化されています。

画塾 画家が主催する場合が多く、美大受験対策もしている
絵画教室 個々の目的に合わせて絵を教わる
美術予備校 学校法人で運営している場合が多く特定の美大入試対策
タカ先生
タカ先生
これが絶対ではないので、あくまで参考程度で大丈夫です。

 

画塾の選び方のポイント5つ

画塾を選ぶポイントを大きく5つにまとめました。

  1. 自分の目的と合っているか
  2. モチーフは充実してるか
  3. 講師との距離は近いか
  4. 過去の合格実績や作品紹介はあるか
  5. 教室は綺麗かどうか

 

「画塾いきたいけど、何から始めたらいいかわからないし選び方もわからない…。」そんな人には必ず役に立つ情報です。

タカ先生
タカ先生
画塾を選ぶときの注意点を知っているだけで、気持ちも楽になるので是非参考にしてしてみてください。

 

 

 

【画塾の選び方のポイント1】
自分の目的と合っているか

 

「画塾はいつから行くべきですか?」と聞かれることも多いですが、いつからいくべきと言うのは目的によって異なります

例えば美術高校受験だったら中学から行っていた方が良いですし、趣味で描きたいと言う目的ならこの年で行かなければいけないなんて決まりはありません。

 

 

また、明確な目的を持つ必要があります。

なぜなら単純に「上手くなりたいから!」という目標だけでは曖昧で、ゴールを見失いがちです。

 

ゴールを見失うということは描く気が起きなくなり、結果、疲れる・嫌いとモチベーションも下がることになってしまうんですよね。

 

よって画塾に通って最終的にどうなりたいのか、をしっかり決めておくことが大切です。

  • 芸大受験で受かりたいから
  • コンテストで入賞したいから
  • 基礎を身につけてリアルなゲームが作りたいから
  • 親や友達に褒めて欲しいから

 

理由は何だっていいのです。その目的があることでモチベーションにつながり継続することができます。

受験のためにデッサンを学びに行ったのに、水彩ばかりの授業だったら面白くないですよね。

 

よって画塾選びのポイントの1つは、自分の目的に合っているかと言う点です。

↓スランプ!と言う人は↓

 

【画塾の選び方のポイント2】
モチーフは充実しているか

 

モチーフが充実しているのかどうかも画塾選びのポイントの1つです。

 

なぜなら単純にモチーフが多い方がたくさんの絵を描くことができるからです。

たくさんの絵を描くことは自分の経験にもつながり、画力も上がります。

モチーフの数が少ない画塾は、授業料とは別に授業がある日に購入して持ってくると言うシステムになっているところが多いです。

 

果物や生物は仕方ありませんが、あまりにも用意されていないと同じものばかり描くことになり飽きもきてしまいます

 

また、毎回異なるものや、好きなモチーフを描くこともモチベーションにつながります。

 

練習できる絵の幅にも繋がってくるのでモチーフがどれだけ置いてあるか、種類は多いかと言う部分はしっかり確認しておきましょう。

 

 

 

【画塾の選び方のポイント3】
講師との距離

 

講師との距離が近いかどうかも授業体験などに行って実際に確認してみるといいですね。

 

なぜなら講師との距離が遠いと絵の改善点も見つかりにくなります。それにせっかく高い授業料を払っているので元を取りたいと思うのは当然ですよね。

 

何かあれば気軽に聞きに行けるくらいに、講師との距離が近い方が目的達成により早く近づくことができます。

 

また、受験目的で通ってる人は講師の受験時代や、受かるコツなどより詳しく聞くことが出来るので、実技以外でもかなり有益な時間を過ごすことができます。

 

 

距離が遠いとなかなか講師に話を聞くことができず、悩みも一向に解決されないので気がつくと周りの生徒に置いていかれているという状況になりやすいです。

 

教師との距離は生徒の人数によっても左右されますが、全体質問以外にもきちんと個々の悩みに向き合ってくれているか、と言う点をしっかり見極めましょう。

 

 

 

【画塾の選び方のポイント4】
過去の合格実績や作品紹介はあるか

 

受験目的の人は特に重要なのが合格実績です。

合格実績が多いからと言って必ず受かるわけではありませんが、実績が多い方が受かるコツを学べる画塾ということです。

 

結局は自分の努力次第なので合格実績が多い画塾に行っていてもサボりまくっていては意味ありません。

 

ただ、「この画塾なら目的の学校に入学できる可能性が高い」という意識はモチベーションアップにもつながるので受験生として画塾を検討している人は実績確認は必須と言えますね。

 

 

また、受験目的でなくとも、この画塾ではどんな絵を描いているのかを知っておきましょう。

油絵を教わりたいのに作品紹介で水彩画ばかりでは、入ってから「思っていたのと違う」と後悔してしまいます。

 

他には作品紹介が極端に少ないところも少し注意が必要です。

ほとんどの画塾は教室や受付、サイトなどに作品紹介のコーナーがありますが、それが全くない画塾は、

  • どんな画材を使っているのか
  • 描き方はきちんと学べるのか
  • モチーフの数は多いのか
  • 生徒のレベルは高いか

などわからないことも多いので、体験時や問い合わせなどでしっかり聞いて見せてもらうことが重要です。

 

よって作品紹介がしっかりされているか、受験の場合は合格実績がしっかりあるかどうかなど確認しておきましょう。

 

 

 

【画塾の選び方のポイント5】
教室はきれいかどうか

 

教室の綺麗さは案外重要です。絵の具や埃が散らかっている教室では絵を描く気も薄れてしまいます。

 

最低限の片付けも出来ていない教室でしっかりレベルの高い勉強が出来るかというとなかなか難しいです。

 

 

他にも授業開始時間が守られているのか、授業内容の伝え方は曖昧ではないかなど、必要最低限のことができているのかどうかも確認しておきましょう。

 

汚い場所で絵を描き続けていると気分も落ちてくるので、無料体験に行った際に確認する必要がありますね。

 

 

 

画塾の授業料は1年で20〜70万

money

画塾の授業料は場所にもよりますが大凡1年で20〜70万円ほどです。

値段の幅が広いのは、授業料は本当に画塾によって様々だからです。

 

また、同じ画塾でも、

  • スタンダードコース(絵を描くコース)
  • 受験対策コース(特定の学校の受験対策)
  • 水彩画コース(特定の画材を中心に扱う)
  • 日本画コース

など学ぶ内容や期間によって大きく差はあります。

 

一番良いのは実際に興味のある画塾のサイトを見てみたり、問い合わせてみましょう。

 

 

授業料は本当にピンからキリまでありますが、安い画塾だからと言っても、そこに絵の具代やキャンバス代、モチーフ費用など追加されるので、その値段だけで済むというケースは少ないです。

タカ先生
タカ先生
絵を学ぶ塾である画塾は決して安くないと言うことを頭に入れておきましょう。

 

 

画塾も大切だが画力の伸びは自分次第

bad

この記事を読んでくださっている方は、画塾の選び方について調べていた方が多いかと思いますが、一番大切なのは最終的に上達するかどうかは自分の努力次第ということです。

 

 

もちろん画塾によって画力も変わります。簡単に言うと有名な画塾に行っても毎回通わなければ意味ないという事です。

 

逆に言うと年会費が安くて生徒数が少ない小規模の画塾でも努力次第ではどこまでも実力を伸ばすことは可能だと言うことです。

 

 

なぜこういったことを話すかと言うと、

  • 「画塾に行っているのに画力が上がりません」
  • 「あなたの動画で学んでいるのに絵が上手くなりません」

というコメントがたまにくるからです。

 

 

私のこのブログやYouTubeチャンネルでも絵の上達法やコツはお話ししています。

 

ただ、画塾も同じようにそれらはあくまで絵が上手くなるための手伝いにしか過ぎません。

画塾に完全に任せる気持ちでは上手くならないので、しっかり自分の目的を決めておきましょう。

 

 

画塾に行くとここまで絵が上手くなる

人生で初めて買いたデッサン。

 

私は小学4年生から大学2回生までが塾に通っていました。

タカ先生
タカ先生
場所を変えたりコースを変えたりしていたので、月に1回の時もありましたけど^^

今までの画塾人生の中で特に成長したと感じる高校3年生の1年間の様子を一部載せさせていただきます。

高校3年生になってすぐくらいからお見せします!

画塾とは別に学校でも授業以外にプラスで受けれるデッサン授業みたいなものにも行ってました!

夏季講習あたりかな…?夏休みはなかった頃ですね。朝の9時から夜の22時まで画塾で描きまくってました。
座り作業多すぎてぎっくり腰になったのも今ではいい思い出。

冬季講習も終わりラストスパート時期ですね。上達はもちろん人によりますが私の1年はこんな感じでした。

タカ先生
タカ先生
あくまで受験コースでの1年です。

 

独学で絵が上手くなる方法4つ

絵が上手くなる方法を挙げだすとキリがありませんが、私の中での上達法をざっくり4つにまとめました。

  • 資料は必ずみること
  • 自分の絵を褒めること
  • ネットで勉強する
  • たまには絵から離れる

上手くなりたい人は是非参考にしてみて下さい。

 

 

【独学で絵が上達する方法1】
資料は絶対見る!

分からないまま描かない!

例えば「翼を描きたい!」と思ったら徹底的に翼の画像検索をしてみることをおすすめします。

タカ先生
タカ先生
本当は本物を観察しに行ったほうがいいです^^

私も翼を描くときはかなり本番前に練習しまくりました↓

「なんとなくこんな感じかな〜」と言う曖昧なイメージで絵を描くと、「なんか違う…」となり「もう私は下手だこれはダメな絵…」と言う負の連鎖につながっていきます。

なので、少しでもモチーフに違和感を感じたら調べ上げることをおすすめします^^

 

【独学で絵が上達する方法2】
自分の絵を褒める

 

自分の絵を褒めてあげることも上達につながります

なぜなら、

  • 私は絵が下手だ
  • 上手くない
  • こんな絵ゴミ絵…。

と思い続けてしまうと絵を描かなくなってしまう=上達しないからです。

もちろん自分の絵が上手い!と思いにくいこともあります。

タカ先生
タカ先生
私も自分の絵が好き!と言うわけではありません。むしろ下手で嫌になる時が多いですw

でもたまに、数枚に1度「上手く描けたのでは?」と言う絵が生まれたら自画自賛することも大事です。

そうすることで絵を描くモチベが生まれ、継続できるのです。

タカ先生
タカ先生
絵が上手くなるには【継続】が大事ですからね^^

 

【独学で絵が上達する方法3】
YouTubeやネットから学ぶ

海外に留学するほどの英語力を身につけるにはYouTubeだけで十分という話もあります。

 

つまり今はネット上にコンテンツが充実しすぎているので、まずはネットで調べて学ぶこともおすすめです。

 

なぜなら私のYouTubeチャンネルでも

  • 絵の上達法
  • 受験対策
  • 実際に行ってきた練習方法

など幅広くノウハウを無料公開しています。

 

絵が上手くなりたいと言う人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

【独学で絵が上達する方法4】
絵から意識を遠ざける

 

絵を描きすぎて疲れてしまうのもよくないです。

なんか疲れたなぁ。と感じたら無理やり絵を描く必要もないですよ!無理に描くと逆に絵がストレスに感じてしまうときもあります。

そうなって絵が嫌いになったら元も子もないですからね^^

ですので一回自分の絵を離れて見たり、ご飯を食べたりして一度絵から意識をそらし第三者目線で見てみるのも効果的でおすすめです。

 

また、たまには何も見ずに感情に任せて絵を描くことも気分転換になって良いのでおすすめします^^

 

絶対読むべきおすすめ記事

いかがでしたか?

では今回はここまでで。

 

タカ先生
タカ先生
何か質問等あれば、トップに記載してますライン@ツイッターでお答えいたしますよ^^一緒に画力あげましょう!!

一緒に読みたい