こんちわ、《芸術を中心に人生経験の全てを発信する》というコンセプトのブログを運営してます、はるです。
ホラーなお話です。
ホラーゲームのコンセプトアートってかっこいいですよね。
ゲーム業界を目指す方なら特に必要になってくる職種もあります。
この記事ではそんなホラーな絵やコンセプトアートの描き方・考え方を、実際にゲーム会社から内定を頂いた私が紹介していこうと思います。
ですので、
- ホラーゲームやホラーシーンのコンセプトアートを考えてみたい!
- 実際に描いてみたい!
- ホラーゲームの考え方って?
- どんなコンセプトが魅力的?
- ホラーってどうやって考えてるの?
- そもそもコンセプトアートって何?
と言う方必見です!
では行ってみましょう〜!
この記事の内容
コンセプトアートって何?
そもそもコンセプトアートって何?
結論から言いますとコンセプトアートとは、ゲームや映画など作品として完成する前のイメージ画です。
こんな映画あったらいいな…
こんなゲームあったら面白そうだな…
というイメージを絵として起こし、表現したものがコンセプトアートです。
こういった感じの絵ですね。
わたしはこの絵を描くとき、こういったドラゴンが一匹ポツンと幻想的に佇んでいる絵があるゲームがあれば神秘的でハマりそうだなー…と考えていました。
コンセプトアートとは実際に作品になる前段階のコンセプトを伝える為のイメージ画である。
ホラーのコンセプトアートを描くには恐怖思考を持とう。
ホラーってどう考えるの?
考え方は簡単です。
あなたの恐怖体験がモチーフになります。
人生生きてきて怖いという感情を持った経験が一度もない。という人は少ないはず。というか居ません。
誰もが一度は怖ッ!と思った経験があるはず。
それは別に心霊体験で無くとも大丈夫です。
ホラー=心霊ではないです。
例えば夜道に街灯もない場所を歩いてるとき。
「だれかつけて来ていたらどうしよう…」
また、何か大きな失敗をした時、それを誰かに報告しなければならない時。
「自分の立場が崩れ落ちたら…」「とてつもなく罵倒されたら…」と不安になるのも恐怖です。
小さい頃は寝る時に見える扉の隙間が怖かったり、電気を消したら怖い!と感じる人もいますよね。
それらの怖いという感情を具現化するのです。
自分はどういう場面なら恐怖を感じるか。
つまり、
恐怖(ホラー)=「何かあったら自分は助からないのではないか」という心境。
それを踏まえて、わたしは「もし」を常に考えています。
もし、目の前に人が立ってこちらを見ているけれど、何も話さず、まばたきも一度もしない。
そんな状況になったら恐ろしく怖いですよね。
もし、飲食店でみんなが飲んでいるコーヒーのグラスに何も液体は入ってなく、姿勢のいい座り方で全員がじっとしていたら…。
もし、スクランブル交差点を歩いている人達が全員目だけ無かったら…。
もしかしたら自分は助からない状況にいるのではないか。そう感じるシーンがコンセプトアートに繋がっていきます。
コンセプトアートのモチーフで本能的に危険を感じるものは効果的。
本能的???
これは危険。怖い。と体が無意識のうちに把握しているものです。
例えば、大学一回生の時に描いたこのクリーチャー絵は、本能的に危ない!と認識しているトラバサミを入れました。
さらにモチーフとしては、先生に怒られると怖い…!という恐怖体験から来ています。
ですので制作意図としては「先生の怖い説教は捕まったら逃げられない。まるでトラバサミのように。」という思いが込められています。
他にも音としては、バイオハザード6のBGMで、本能的に危ないと認識している踏切の音が混ざっていたり、(0:27あたりから)
黒板のひっかき音や、虫が耳の横で飛ぶようなブーンという羽をすり合わせたような音も練り込まれています。(0:18あたりから)
※あくまで個人的な意見です。
危険!と感じるものはホラーイラストにかなり効果的です。
ホラーのコンセプトアートに置いて参考にしたい本や作品。
ここでは、ホラーな絵を描く時に参考になるゲームや本、作品を紹介します。
参考ホラーゲーム
P.T.
まずホラー作品を描きたいなら、ホラーゲームの「P.T.」は必ず見るべきです。
【P.T.とは?】
P.T.(Playable Teaser) は小島秀夫監督、小島プロダクション制作によりコナミにより配信された一人称視点のサバイバルホラー・ビデオゲームである。
2014年の8月14日にPlayStation NetworkからPlayStation 4向けに無料配信された『P.T.』は、後に制作中止となるサイレントヒルシリーズの新作『Silent Hills』のインテラクティブなティーザー広告として提供された。
その後、コナミは『Silent Hills』の制作中止を発表した。その直後にコナミは『P.T.』をPlayStation Storeから削除し、また突如ダウンロードしたプレイヤーが再び『P.T.』をダウンロードすることも不可能にするという処理を行った。
今はもうプレイできない伝説のホラゲーですが、そのゲーム画面は凄まじいです。
バイオハザード2
最新ゲームに比べると画質は劣りますが、ホラーゲームといえば!という要素が詰まっています。
研究所や、実験に失敗したクリーチャー。崩壊した街や警察署など、参考になりますよ。
【バイオハザード2とは?】
『バイオハザード2』(バイオハザードツー、BIOHAZARD 2、英題:Resident Evil 2)は、1998年にカプコンよりPlayStation(PS)用として発売されたホラーアクションアドベンチャーゲーム。
『バイオハザードシリーズ』の第2作である。後にNINTENDO64、ドリームキャスト、Windows(PC)、ニンテンドーゲームキューブ向けに移植され、2007年にはゲームアーカイブスでも配信されている。
2019年1月25日には、リメイク版が『バイオハザード RE:2』(バイオハザードアールイーツー、BIOHAZARD RE:2、英題:Resident Evil 2、以下『RE:2』)のタイトルで発売予定。
バイオハザード7
バイオハザードシリーズ最新作で原点回帰のホラー。静かな世界観でひっそりとたたずむ敵デザインはクリエイティブな思考を刺激してくれます。
【バイオハザード7とは?】
『バイオハザード7 レジデント イービル』(バイオハザードセブン レジテント イービル、BIOHAZARD 7 resident evil, 日本国外版:RESIDENT EVIL 7 biohazard)は、カプコンより2017年1月26日に発売されたゲームソフト。
キャッチコピーは「すべては恐怖のために」「すべては恐怖に抗うために」。
対応ハードはPlayStation 4、PlayStation VR、Xbox One、パソコン(Steam/Windows 10 UWP)[3]。2018年5月24日にはクラウドゲームとしてグロテスクVer.がNintendo Switchに対応[4]。
Year Of The Ladybug
知ってる方も多いと言われる、コンセプトアートの段階で制作中止になった伝説のサイコホラーゲーム。
そもそも作られていないのでプレイはできませんが
その狂気的なコンセプトアートから得るものは大きいです。
【Year Of The Ladybugのムービー】
もっと詳しく!という方はこちらで↓
狂気と美しさの一元化・・・【雰囲気の良いホラーゲーム】
いかがでしたか?
ぜひホラーなイラストを描く際は参考にしてみてください。
では今回はここまでで。何か質問等あれば、下記に記載してますライン@やツイッターでお答えいたしますよ^^
けれど文章を最後まで読むのはしんどい…という方にはブログ音読・解説動画をアップしてます。