この記事では、
- 絵の幅を増やしたい
- コンセプトアートについて知りたい
- 中村育美さんってどんな方?
というあなたの不安や疑問を解決します。
ですので、
・今同じテイストの絵しか描けない
・絵柄や幅を増やしたいけどなかなかうまくいかない、納得がいかない。
そう考えてる人必見です。
ではいってみましょう〜!
絵の幅って?自分自身と周りからの評価の違い。

もっといろんな絵柄が欲しい…。






私も色々な絵を描いてきましたが、絵柄は一定…。
つまりどんな絵を描いても「なんかはる(私の名前です)っぽいね」と言われてしまう。
私は元々ゲーム会社が第一志望でした。
その為、昔から好きと言うこともありますが気持ちの悪い絵ばかり描いてましたw
そう思った私は、ベヨネッタやあの有名なサイコブレイクなど数々のゲームをデザインされてきた中村育美さんに突然DMをかましました。(今思えば失礼すぎる)
その時の育美さんとのお話の経験を踏まえて今回は、絵の上達、そして幅の広げ方、伝え方をお話しします。
中村育美さんの生み出す世界

中村育美さんの世界は?
私が中村育美さんを知ったのはサイコブレイクというサイコホラーゲームでした。
今までのホラーではゾンビや幽霊、大型の怪物などが私の中でのイメージでしたが、育美さんの頭の中から誕生したクリーチャーは気持ち悪くおどろおどろしい、血腥い上に見ているだけで恐怖に包まれる、しかしどこか美しい。





そんなデザインでした。
それから私は中村育美さんのように、誰もが見たことがないものを生み出せるようになりたいと強く思いましたね。
絵の表現についてお話する前に中村育美さんについて少しお話したいと思います。
コンセプトアーティスト中村育美さんって?

- ゲームになる前の段階、デザインを絵で表現するコンセプトアーティスト。
- ゲーム作品、ベヨネッタでは主に世界観全般のデザインコンセプトアートを担当されていました。
- 他にはサイコブレイク やカプコンの大神など。
- 趣味は仕事。好きなことを仕事にできるっていいですよね…!羨ましい!!
- 年齢は育美さんなので(?)193歳だそうです。他には中二病でもあるそうなw
E3の中村育美さん、めちゃんこキュートだったなぁ
pic.twitter.com/jALfJ1HiQk— はぴねすおねえさん⋆ (@heath_and_) 2019年6月10日
チャーミングで可愛らしい方ですが筆を握ると圧巻。
中村育美さんについて詳しく知りたい方はこちらの動画もチェックです。↓
【The Evil Within – The Art Within 】
サイコブレイクでのインタビュー動画なのですがCGと組み合わさっており後ろから…背景が…!!!

…という内容になっています。
インタビューを面白く見せる動画制作のヒントにもなりますね。
私が中村育美さんから教えていただいた大切な事

当時大学2年だった私は就職活動真っ最中でゲーム会社に絞っていました。
そこでホラーゲームが好きで、気持ち悪いがカッコいい、中村育美さんのデザインに憧れ、こちらの絵を見て頂こうとツイッターにてリプライを飛ばし続けました。(DMはフォローしていただかないと送れないため)

その結果、当時サイコブレイクやその他ゲームで多忙な中村育美さんからなんとフォローしていただき、私の絵を見ていただけることに。
今思えば多忙な時期に一学生が送り続けるなど常識無い行動かつ失礼すぎるw
こちらが実際の当時のリプです。(問題あればすぐに削除します。)


当時学生だったので画力が無いのは当たり前ですが、(かといって今も無いですが)
それに加え、他の人が見たらどう感じるのか。私の場合はホラゲーのクリーチャーとして描いたので、実際に他の人が見たら怖いと感じるのか、その場でこのクリーチャーと鉢合わせになったら恐怖に震えるのか。
考える大切さを教えていただきました。
その時、私はホラゲーをたくさんプレイしていたので、実際にこの私が描いたクリーチャーが敵だったら怖いのかとここで初めて考えました。
私の反省点は中村育美さんにアドバイスをいただくまで自分の絵を他の人の立場になって考えていなかったことです。
このいただいたアドバイスを踏まえて絵を描くみなさんにお話ししたいのは、
です。
可愛い絵だなあ・・・と感じて欲しい人は自分が展覧会で自分の絵を第三者目線で見た時にこの絵可愛い!!!と思えるのかどうか。
この絵気持ち悪いなあ・・・と思われたい人は自分の絵は本当に気持ち悪!と自分で感じるのか。
自己満足で終わってい無いか。絵はもちろん自由です。数学のように一つの綺麗な答えはありません。何を描いても表現の幅になり、自由に表すことができます。
しかし受験や就職など伝えたい絵を描かなければならない時、自分が見たら・・・と少し考えてみましょう。
私は中村育美さんからその大切さを教えていただきました。
この場で改めて、中村育美さん、あの時はお忙しいなかありがとうございました!
そしてもう一つ学んだことは、
いかがでしたか?
では今回はここまでで。