こんちわ、《芸術を中心に人生経験の全てを発信する》というコンセプトのブログを運営してます、はるです。
この記事に来られた方はおそらく、
- イラストのタッチの幅を増やしたい。
- 自分の絵柄を増やしたい。
- 上手く見える描き方ってあるの?
- 表現の幅ってどうやって増やすの?
と言う方が多いかと思います。
この記事では約10年画塾に通い、元芸大生の私がイラストのタッチの種類を紹介していきます。
ですのでこの記事を読み終わる頃にはあなたもタッチや表現の幅が広がっている事でしょう。
そもそもイラストのタッチの幅って何?
作品数を増やしたい!!
まずこの2枚のイラスト。
描いているものはサイレントヒル(ゲーム)のレッドピラミッドシングというクリーチャーと牛という全く異なるものですが、ここでみていただきたいのは輪郭線の描き方や影の付け方です。
クリーチャーの方はどろっと感を出すために線の先を丸くしたり、気持ち悪いイメージにするために影を点で表しています。
一方牛の方は走ったり飛びかかる躍動感をつけたかったので影の線は少し粗めにストロークで描いてます。
今回はこの線と影のタッチの違いを詳しくお話ししていきます。
ではいってみましょう〜
まずは線から紹介します^^
それとモチーフは全てりんごで統一させますね。
強弱をつけた線
まずは線に強弱をつけてあげる。
これだけで絵が上手い人に見えるのはこの間こちらの記事でもお話ししましたね。
強弱を線にもつけてあげることによって立体感も出すことが出来ます。
一本を往復させて描く線
これはかなりおしゃれに見える線ですね。
わざと線と線の間を開けることで生まれた隙間に色を入れてあげればそれだけで少しデザインチックになります。
点線
クラフト紙などに描けばさらにおしゃれに見える点線。
線の幅をところどころ変えたり丸にしても可愛いです。
先を丸くした線
先ほどのクリーチャーのイラストでも使用していた線の描き方です。
線の先を工夫する事で色々応用できますよ!
私が一番描く線のタッチですね。
続いて影の表現のタッチの紹介です。
マス目模様の影
これはすでに描いている方も多いかと思いますが、小さい正方形の中に横線を描いていき、その正方形を角度を変えて配置していくタッチです。
ふわふわとした空気感や優しい印象になるのでオススメですね。
ストロークの影
先ほどの牛のイラストで使っていた描き方ですね。
先が尖るように素早く描くと、躍動感やスピード感を出せます。
点描の影
「てんびょう」と読みます。クリーチャーのイラストで使用していた影の描き方ですね。
細かくしたり大きくしたり、イラストによって調節できます。
グラデーションの影
最もリアルに見える影ですね。グラデーションはデッサンに近いです。
鉛筆の場合だとグラデーションは描きやすいのですが、ペンなどになるとストロークの幅で調節しましょう。
いかがでしたか?
線の書き方や塗り方を少し変えるだけで絵の幅は広がっていきますよ。
では今回はここまでで。何か質問等あれば、下記に記載してますライン@やツイッターでお答えいたしますよ^^
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