デッサン極めたいですか!?
おそらくこの記事にたどり着いた人は、
- デッサンを始めたい!
- 絵の基礎を学びたい!
- もっと絵が上手くなりたい!
という方でしょう。
ここでは、
- デッサンをやりたいけど何からやればいい?
- そもそもデッサンには何が必要?
- 鉛筆だけ用意したらいいんじゃないの!?
と言ったあなたの不安や疑問を約20年の絵描きが解決していきます。
ですのでこの記事を読み終わる頃には、デッサンをするためのバッチリな環境が整っている事でしょう。
では行ってみましょう〜!!
また、私のYouTubeチャンネルでは、
- 絵で生きるためにやってきたこと
- 絵が上手くなる方法
- 社会人からフリーランスになったメリットデメリット
- どのくらい稼いでいるのか
など全て無料でさらけ出しているのでぜひ空いた時間にみてみてください。
絵の上達法を動画で学ぶ
この記事の内容
デッサンとは「物体を平面に白黒で描く」こと
デッサンとは、物体の形や明暗などを、平面である紙に描写することを言います。
その過程をデッサンということもありますし、完成した作品をデッサンということもあります。
デッサンはフランス語で、国によってはカラーの作品自体をデッサンということもあるそうです。
日本では、絵の基礎とぼんやり覚えておくといいかと思います^^
デッサンを描く前に目標を決めること
なぜデッサンするのですか?
闇雲に始める前に、まずは目標設定をすることが何よりも大事です。なぜなら、なんとなーくで始めてしまうと心が折れ、途中で「もういいや…」となってしまいます。
よってデッサンをする目的を再確認しましょう。
- 絵が基礎から上手くなりたいから!
- キャラクターの立体感が描けるようになりたいから!
- 受験でデッサンが必要だから!
- 周りの人にデッサンを認めてもらいたいから!
理由はなんだっていいんです。
デッサンは1日2日で格段に上達するものではありません。
1週間、1ヶ月、1年とかけて上達していくのです。
デッサン上手くならねえからさ…。
ってテンション下がっちゃう人は書いてきた順に並べてみてください!!!!
私も、上には上がいるしプロの人と比べると比じゃないけれど、成長を実感することは出来ます。
描き続けると絵は必ず上手くなります(´ω`*)
なので今日も私は絵を描く(๑•̀ㅁ•́ฅ pic.twitter.com/nUDvWkRnHY— はる🦅芸術ブロガー (@Taka810S) 2019年4月28日
デッサンする上で最低限必要なもの6つ
ではサクサク必要なものをまとめていきます!
まずはこれがないと始まらない!というものたち6選です。
後に【プラスであれば本格的にデッサンができるもの】も紹介します!
では行ってみましょう〜!!
1.デッサン鉛筆
これがなければ始まらないですね^^
オススメはユニ(uni)と言うブランド。
他にも素材のいいハイユニや描きやすいステッドラーなど様々なブランドがありますが、最初のうちは大きな違いはありません。お手頃なuniで大丈夫です。
鉛筆の濃さは、2B・B・HB・H・2Hの5種類が最低限あれば問題ありません。
消耗品なのでいくつあってもいいですよ。
ただ全部の濃さを数本づつ買うのは面倒…!と言う方は、22種類が一本づつ入っているハイユニのデッサンセットがオススメです。↓
また、鉛筆の長さを足してくれるホルダーも必須ですね。
短い鉛筆は、鉛筆を寝かせたりして描くデッサンには不向きです。
ただまだ描けるのに捨てるのはもったいないですよね。
2.練り消しと消しゴム
これもなければ始まりません。
細かい作業やぼんやり消したいところは練り消しを使います。
こちらも消耗品なのでいくつあってもいいですよ^^
3.カッターナイフ
鉛筆を削るときにつかうもの
デッサンで使用する鉛筆は横に倒して広範囲も塗れるよう、芯を長く削ります。
通常の鉛筆削りではここまで芯を出して削れないのでカッターナイフを使いましょう。
4.羽ぼうき
練り消しの粉を払うためのもの
練り消しや消しゴムで消した後の消しカスを画面を汚さずに取り除けるものです。
消しゴムのカスを手で払おうとすると、手の油分が紙面について汚れたり、鉛筆が擦れて台無しになったりします。
羽箒はこう見えてとても重要なものです^^
5.画用紙またはケント紙
これも無いと始まりません
デッサンは四つ切りサイズが一番効果的。
なぜかと言うと、最も受験で使われるサイズかつ、大きく描かなければならないので構図の捉え方や、バランスなどが鍛えられるからです。
また、モチーフの下に敷く用にも使うのでたくさん持っていて損は無いです。
モチーフの背景がごちゃごちゃしている場合は後ろに画用紙を立てかけてもいいですね。
6.モチーフ
これも大事。
モチーフはなんだっていいんです。家にあるものでOK!
ただ、良く無いのは、リンゴが描きたい!と思ってモチーフをネットで検索した画像にすること。
画面越しのモチーフだと、その世界観やどちらから光が来ているのか、そして質感など、触って確認できないからです。
必ず用意できるものは実物を用意しましょう。
本格的にデッサンするために必要なもの8つ
なくてもデッサンはできるけれど、あるとより本格的になる!
ぜひ参考にしてみてください!
1.布やティッシュ
ティッシュはぼかすため・布は手で擦るのを防ぐため
デッサンを頑張った僕の手は…………黒く染まっていた……… pic.twitter.com/aQQoJLeiOr
— 夜車大佐(with ピチュー) (@yagurumataisa) 2019年4月26日
デッサンをしていると髪の表面に鉛筆の粉がたくさん付着します。
その粉が手につくと黒くなりますし、せっかく描いたデッサンも汚れてしまいます。
手を置くところに布を挟んであげれば手で擦るのを防げます。(布ごと擦らないよう注意)
他にもティッシュは鉛筆をぼかしてくれる役割があります。
2.デッサン鉛筆ケース
必需品です。
特に外でデッサンする方や持ち歩く場合は。
できれば一目で濃さはいくつか分かる透明のものがいいですね。
私は仕切りを作って、B系・一番使うHB・H系と分けていました。
他にもスタンド型のものもいいですね。
3.カルトン
カルトンはデッサンを描くときに使う分厚い下敷きです。
デッサンの基本姿勢はこちら↑
モチーフを置いているテーブルと自分の間にこのようにカルトンを立てかけて描写します。
写真だとこんな感じ。
描いてる視点。
斜めから。
カルトンが必要な理由は、デッサンの紙を机にベタ置きで描くと自分の絵を正面から見ることができなくなり、歪んだデッサンになりやすいからです。
また、視点から紙絵のパースも生まれ、とても描きにくいのです。
2枚重ねのカルトンなら間に作品や画用紙を挟むことができます^^
紐もついているのでしっかり固定^^
こうしてまっすぐな状態のまま大きな紙を保管できるのも嬉しいところ。
ひっくり返せるので合計4面使えますよ^^便利!
4.クリップ
カルトンに画用紙を固定するため
5.フェキサチーフ
鉛筆の粉をしっかりつけてくれるもの
鉛筆は時間が経つとともに画用紙から落ちてきます。
その鉛筆の粉を画用紙にしっかりつけてくれるのがこのフェキサチーフです。
長い間保管したい!綺麗なまま置いておきたい!と言う人は、デッサンし終わったらフェキサチーフをかけることをおすすめします。
6.イーゼル
立てかけのデッサンを固定するためのもの
大きなモチーフや大きな画用紙を使ってデッサンする時に使用します。
7.石膏像
モチーフとして使います。
石膏像届いた👀
素晴らしい。
これで毎日思う存分デッサンができる pic.twitter.com/bgbxQJOaFq— 根木 ねぎ夫 (@negio60) 2019年7月19日
石膏デッサン完成!ゴリゴリに描きすぎた笑 pic.twitter.com/adCHeAj195
— きだたん (@mpTMl5ZvfIMIAau) 2019年7月10日
お値段がまあまあするので、きつい!と言う方はミニチュアもあります。
8.ライト
光源を設定するために使用します
デッサンを描く上で重要なのが光が入ってくる位置、光源。
なるほど、質感はいい感じですね^^
✔️大まかな立体としてはもう少しりんごの下の位置を暗くしてあげるといいです。光源の位置と正反対の位置に影が来るので。
✔️また、台に落ちる影ですが、タッチの方向を台と水平にしてあげるだけでより立体感や、実際にりんごが台の上に置いてある感が出ますよ^^ pic.twitter.com/mh11Wy2Kw9
— はる🦅芸術ブロガー (@Taka810S) 2018年12月8日
【デッサン添削させていただきました】
ゆーらしあさん(@eurasia0528 )ステキなデッサン🔥
❶ゴムの部分も円柱なので大きな明暗を意識(参考に…→ https://t.co/wpvfFYIkIB)
❷球も光源が大切です!(https://t.co/DWtFjEPz3g)
❸影は水平にすると💮
❹パースをつけると💮(画像3.4枚目)この調子です pic.twitter.com/iSwCLvnNDZ
— はる🦅芸術ブロガー (@Taka810S) 2019年7月12日
ライトはそんな光源をはっきりと決め、デッサンを書きやすくするために使用します。
デッサンで最初に何を描けば良いの?
初めのデッサンは、基礎3つである円柱・球・立方体(直方体)を描きましょう。
これらは動画で解説してますので参考にしてみてください。
デッサン動画を集めた再生リストもあるのでみてみてください。
デッサンを上達させるためのおすすめ記事3選
【作業机公開👀✨】
ずっと前から「作業場が見たい‼️」との声がありましたので、公開します〜✍️
というか片付けましたw
何かの参考に…#なるのかなww pic.twitter.com/gUrLS70D3l
— はる🦅芸術ブロガー (@Taka810S) 2019年7月16日
デッサンを上達させるために絶対に読むべき記事3つを厳選しました。
まずはお手本のように上手いデッサンを描くための練習法。
そして重要な質感の出し方。
最後に私がおすすめするデッサン本ランキングです。
デッサン頑張るわよ私!
— ニボシ・シモンズ (@__n_ib_osi) 2019年7月15日
絵の上達法を動画で学ぶ
いかがでしたか?では今回はここまでで。