デッサンのお手本が見たい!!
こうやって模写とお手本を重ねてみると
デッサンがどれだけ狂ってるかとかわかりやすいな……… pic.twitter.com/9QUvgEDH63— 抹茶ゆっくり(修行中) (@MatchaShota) 2019年4月22日
この記事では、
- デッサンのお手本が見たい。
- デッサンが上手くなりたい!
- 効果的な練習法を知りたい!
といった不安や疑問を某京都の芸大実技試験現役一位が解決します。
ですのでこの記事を読み終わる頃にはあなたもデッサン画力が向上していることでしょう。
では行ってみましょう〜!
デッサンのお手本は存在しない
お手本デッサンが見たい!
ではこちらを…。
ただこれはお手本ではありません。
なぜなら絵に正解は無いから。
数学のように綺麗に1つだけ答えが出るかと言うとそうではないのが絵の世界。
これはあくまで人より練習して描いただけのデッサン。
しかしこのデッサンよりも練習して描いたデッサンももちろんあります。
つまり上には上がいると言うこと。
絵に終わりはありません。
唯一終わりがあるとすると死ぬまで描いた中での最後の絵くらいですかね?
まあつまり一番うまい絵は存在しませんし、1番のお手本というものも存在しません。
ただ、お手本並みに上手いというのはあります。
例えばデッサンを描きはじめて1時間の人はデッサンを描きはじめて一週間の人の絵がお手本になりますよね。
さらにその人にとったら10年デッサンをしてる人の絵がお手本になります。
私はデッサン歴約15年なので少なくとも誰かのお手本にはなるのかなと思っています。
しかしその15年全てをデッサンに費やしていたわけではないのでトータル時間的に私より上手い人なんて腐るほど存在します。
それ程にデッサンとは幅広く奥深いものなんですね^^
デッサンが上手くなる練習方法
ではそんな奥深いデッサン。
誰かのお手本並みに上手くなる方法、知りたいですよね。
しかしその前に、まずは上手いの定義を自分の中で確認しましょう。
絵が上手いと思うポイントは3つだけという記事でも徹底的に解説しています。
ただぼんやり上手くなりたいなあと思っていてもゴールのラインがなければ曖昧な目標になり、結果も曖昧になります。
では上手くなる練習方法を解説していきますね。
デッサン画力を上げるコツは1つだけ
コツは1つ。
ひとつ!?
デッサンが上手くなる方法はひとつだけ。
それは
ものをたくさん観察すること。
以上。
よく「デッサンてどうやって描くんですか?(描いてるんですか?)」と言われますが私はデッサンって描く力よりも観る力だと思います(´-`)
どれだけ陰影やグラデーションや細部が細かく、上手く描けても大きな形が狂っていてはいけないですし→ pic.twitter.com/mJRlQy3HSa— はる🦅お仕事依頼はDMより (@Taka810S) 2016年5月26日
絵が上手くなるコツなんて案外単純で、
「とにかく遊べばいい」だけ(˘ω˘)いっぱい描くことじゃないの!?と思うかもしれませんが、
手を動かすことより頭の方が大切。どれだけ発想力を持って自分の絵の幅を広げられるかが上手くなるコツ(˘ω˘)#絵描きさんとつながりたい pic.twitter.com/sbJ0W1kwaO
— はる🦅お仕事依頼はDMより (@Taka810S) 2019年4月1日
このツイートでも言った通り、デッサンとは書く力よりも見る力のほうが重要です。
どれだけ絵が上手い人でも観察力が無ければお手本のようなデッサンは書けません。
例えばこちらのワインボトル絵A
そしてワインボトル絵B
Aさんは細かい描写が得意で、ラベルもうまく描けていますが、観察力が乏しいのでデッサンが狂ったり、パース(遠近感)がズレたりしていて不自然です。
Bさんは細かい描写や、絵自体はそこまで上手ではないですが、観察力があるので大まかな形や床との設置の影など、違和感なく描かれています。
お手本のような上手いデッサンが描けるのは言わずもがなBさんです。
描く以外の練習法でデッサンは上達するという記事でも詳しく解説していますが、デッサンをする上で一番大切なのは観察力です。
- このワインボトルはどの辺りで影が濃くなっているんだろう。
- ボトルの形はもう少し細いかな?
- ラベルは全体的にみて少し小さめだな。
といったデッサンの全体のバランスを大きく見れる観察力が必要です。
ちなみにワインボトルの描き方はYouTubeでも解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
デッサンお手本は参考書を見よう
やっぱりお手本を見ながら描きたい!
このブログではデッサンの解説や絵の描き方などの記事を取り扱っています。
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↓他にも、デッサンの参考書の記事はこちらから↓
是非あなたもお手本のような上手いデッサンを目指してみてください。
いかがでしたか?
では今回はここまでで。何か質問等あれば、下記に記載してますライン@やツイッターでお答えいたしますよ^^
けれど文章を最後まで読むのはしんどい…という方にはブログ音読・解説動画をアップしてます。